本文へ移動

アルミ部門の製造工程

環境に優しく、いつの時代も豊かな生活を彩るアルミニウム。高度化・多様化するニーズにいち早くお答えします。
 
軽くて加工性に優れた素材特性で、その用途を拡大するアルミニウム。近年は環境問題が叫ばれる中、環境に優しい素材として着目されています。当社のアルミニウム製品は品質第一とした工程から作り出され、多種多様な製品を生み出しています。
そしてさらなる躍進を目指し、特注分野、特殊形材など、お客様に満足頂ける製品にチャレンジしていきます。
 
ビレットから押出・切断、製品にいたる工程の自動化を徹底しることにより、生産性の向上や品質の向上に大きな成果をあげています。
伸銅部門におけるノウハウと技術を生かし、現在では業界をリードする製品開発力を誇っています。

製造工程

1.ビレット入荷

アルミニウムの押出加工では、"ビレット"と呼ばれるアルミの塊が使用されます。主にA6063、A6005C、A3003などです。ビレットは加熱された後に必要な長さに切断され、押出機にセットされます。写真は切断される前の長尺ビレットです。
2.加熱

長尺ビレットを加熱する熱処理炉です。ソリッド(中実形状)やホロー(中空形状)といった形状の違いや、ビレットの材質の違いに合わせて数百度まで加熱されます。
ビレットと同様に金型も形状や材質に合わせて既定の温度に加熱調整し、押出機にセットします。
 
3.押出

写真は押出機です。加熱された金型、ビレットに圧力をかけて、押し出すことにより必要な形状を成形します。押出ラインは50mあり、形状に合わせて速度を変えて押出します。
4.クーリング

押し出した製品を冷却します。
5.ストレッチャー

押出直後の材料には歪みや捻じれなどが発生します。ストレッチャーで両端から引っ張ることで矯正します。
6.切断

数十メートルで押出された材料を、お客様のご注文長さに切断する押出ライン上の切断機です。2m以上の長さであればここで切断可能です。
アルマイトに行く場合はアルマイト持ち込み長さに切断します。
7.熱処理

時効処理をして製品のJISで定められた規格値にします。
熱処理を行う目的は、硬さなどの機械的性質の増大、切削性の向上があります。当社ではT5処理とT6処理が可能です。
8.検査、梱包

仕上がった製品の検査を行い、ご指定の仕様に梱包し出荷します。段ボールケース梱包など、少ロット対応の梱包も大歓迎です。ご希望の梱包仕様をお打ち合わせ時にご相談ください。
9.製品

製品としてお客様のもとへお届けします。
 
アルマイト処理がある場合は次の工程へ進みます。
10.外注持込

アルマイト処理をする場合は仕上がったアルミ形材を外注先に持ち込みます。
表面処理について詳しくはこちらをご覧ください。
11.検査、梱包

アルマイト処理済みの製品を社内に戻し、検査と梱包を行います。
12.製品

製品としてお客様のもとへお届けします。
 お問い合わせはこちら
TEL. 0771-23-6111
本社受付時間 8:15~17:30
お電話でのお問い合わせもお待ちしております
TOPへ戻る