本文へ移動

C4641(ネーバル黄銅)


 

合金番号
特徴
用途
C4641
(ネーバル黄銅)
 C4641はネーバル黄銅ともいわれ、黄銅に少量の錫(スズ:Sn)を添加した真鍮です。錫が少量添加されているため、硬度、強度に優れており、耐海水性が通常の黄銅よりも高まっています。そのため船舶部品等に使用されます。
船舶用部品

化学成分

合金番号
Cu
Pb
Al
Mn
Ni
Fe
Sn
As
Zn
C4641
(ネーバル黄銅)
59.0~
62.0
0.50
以下
0.20
以下
0.50~
1.0
残部
                                                        (重量%)
※C2700、C2800、C3602、C4641、C6782でカドミウム75ppm以下で製造可能です。
※弊社JIS承認製品はC3604正方形および長方形です。

特性(参考値)

合金番号
質別
引っ張り強さ
N/²
伸び
硬さ
HV(5)
切削性
伝導率
IACS%
機械加工性
曲げ性
押出性
C4641
(ネーバル黄銅)
熱間
冷間
447
482
43
34
124
155
36
25.3
50
90
注:◎最も適している ○適している △可能である ×不可能である
  機械加工性(快削黄銅=100と仮定する)   押出性(快削黄銅=100と仮定する)

断面形状による製造範囲 最大外接円の直径

合金名
押出のまま
引き抜き
平角
異形
平角
異形
C4641(ネーバル黄銅)
70
70
60
60
(単位㎜)
 

断面形状による製造範囲 最少断面と肉厚

合金名
押出しのまま
引き抜き
平角
異形
平角
異形
面積
²
厚み
面積
²
厚み
面積
²
厚み
面積
²
厚み
C4641(ネーバル黄銅)
24
3
24
3
27
3
27
3
(単位㎜)
 
TOPへ戻る