社員ブログ
課長になってから
2020-04-13
こんにちは!亀治です!
皆様いかがお過ごしでしょうか
桜も散って暖かい日が続くと思いきや、また肌寒くなり冬が戻ってきたように感じます
寒暖差のある日がまだ続きそうなので、今年は衣替えのタイミングが難しそうです
皆様も肌寒い日は暖かくしてお過ごしください
さて、本日はアルミ製造部課長のエピソードをご紹介いたします!
私は課長になって今で5年が経ちました。最初課長になってすぐの頃は、課長の仕事が何なのかすら分かりませんでした。
課長になる前は、アルミ形材を押出すプレス機のオペレーターをやっていて、
生産量の確保のために生産性や歩留に意識を向けて仕事をし、成績も上げていました。
そして課長になるのをきっかけにオペレーターを交代しなくてはいけませんでした。
不慣れな作業者との交代の為、生産性・歩留の低下等があり、仕上の梱包作業者からのクレームや、梱包生産性の低下、
納期遵守率の悪化、それに伴って残業や休日出勤の増加等、自分がオペレーターをやっていた時より、はるかに大変な状況に陥りました。
仕事の仕方を教えるのですが、なかなか思ったようには作業してもらえませんでした。
自分が仕事をするよりも、やはり人に教えて動かす事の難しさも知りましたし、勘やコツを口で説明するのは無理なのかとも感じました。
勘やコツというものは、自分が失敗して時間をかけて習得してきたものなので、やはり不良品を出さないとか、
生産効率を上げるという意識を持って仕事に臨んでもらい、時間をかけて習得させなければ無理なんだと思いました。
しかし、このままでは課の生産に対する効率が悪くなる一方で、何とかしなくてはと思っていました。
でも、当時の私は教える事しか知りませんでしたし、改善や仕事を楽にする方法をあまり知りませんでした。
ある時社長から、中小企業大学校の工場管理者養成コースという研修に参加させてもらうことになりました。
QCの手法やIE分析、改善方法等様々な事を勉強させてもらいました。それを実際に現場に当てはめて行いました。
ビデオ分析を行い、時間短縮や作業の簡素化を目指しましたが、少しの生産向上にしかつながりませんでした。
それからも社内勉強会などを通して機械保全や品質向上などに努めてきました。その当時は本当に苦労の連続でしたが、
そういうことを繰り返し行うことで最近では少し仕事が楽になったような気がします。
しかし未だに人材育成や工場管理で悩むことは数多くあり、これからも様々な困難を乗り越えていかなくてはいけないと感じています。